イトオテルミーについて、とってもはっきりと、わかりやすくお話して下さり、東京で昨年夏に療術師試験の時にお話を伺った、的場先生。もう一度お話を伺いたいと思い、2年ぶりに、知多半島の橋本支部の派遣講師講習会に参加しました。

イトオテルミー創始者伊藤金逸博士のひ孫にあたる、的場直人先生にテルミーの歴史を学びました。的場先生は、孫にあたる伊藤元明先生の甥、吾子さんの従妹ですね。短髪で姿勢がとっても良い先生です。

 

  • テルミーの理念と手技

金逸博士は明治16年生、愛知県一宮市今伊勢町の出身です。地元尾張出身です。(*^-^*)生誕134年(2017年現在)。的場先生は金逸博士のひ孫で、0才の時に会ったが、当然覚えていない。(笑)金逸博士は名古屋の東別院で僧徒へ講演をしたこともあった。お寺はかつて医療の現場であったから。

 

  • 科学的根拠の一例

冬眠中のカエル(他の刺激や影響を受けないので)で何度も実験した。現代の高度な技術で、根拠がさらに解明されつつある。交感神経優位になると、顆粒球(大型細菌を飲み込むが、その際に活性酸素を発生)副交感神経優位になると、リンパ球(がん化した細胞を飲み込む)白血球は、自律神経の支配下にある。テルミーの温熱で自律神経も変化する。

テルミーは優れた民間療法しかも家庭でも、自分にでもできる療法で必要なすべてがある。

 

  • テルミー線・冷温器のできるまで

テルミー線は、九州での国産品。杉の葉やもぐさ、他の葉の24時間かけ水車の動力で杵で突く。90℃以上の熱湯で練って、一晩おいて、また練る。自然乾燥にて作成。調合は院長のみしか知らない。秘伝は銀行の金庫の中。(本当だった!)

冷温器は、伊藤金逸博士瞑想93日目早朝に、香炉を見ていたら伸び上がってくるのが見えて発明された。

↓「香炉が伸び上がり、紫の香煙がゆらゆら立ち上った」

香炉からの冷温器が発明

 

まめ知識:

冷温器の事をララと呼んでいる方がいるのですが、”ララ”とは、”裸裸” でケース無し冷温器の注文用語だった!なるほどスッキリ!(笑)

 

  • 全国展開へ

27歳テルミーの研究開始、テルミー線や冷温器を開発、
43歳テルミー線の理論が固まる
45歳冷温器を発明
46歳イトオテルミー創見、5か国で特許取得
63歳広島や長崎へ海軍に広まり、全国展開へ 今でも長崎の会員さんが一番多い
71歳聖イトオテルミー学院を開院
享年86歳

 

  • 的場先生の経歴

タモリさんと同じ某有名W大学に行くが、ジャズにはまりサックス奏者に、音楽関係でアフリカや海外へも行く。仙台の全国大会で久しぶりに演奏。バイトで”本気でやる子を育てる”塾の講師を務め、受講生の結果を出し退職し、テルミー業界へ。奥様のテルミーの使い方は爆笑おもしろかったです。

 

講習会の感想

伊藤金逸博士の歴史や、テルミーの出来るまで、細かいことも知れてとってもテルミーマニアにはたまらない内容でした。的場先生もとっても、豊かな経験をお持ちでした。お仕事や趣味のこと直接お話を伺うことができて嬉しかったです。おもしろかったです。

帰宅後、テルミー誕生記を再度読み返しました。お話を聞いた後だと、とってもわかりやすかった。また安楽寺に行ってみたいな♪

 

▲岐阜県山県市安楽寺 冬に母が観音像を返しに行った、その後冷温器をひらめくのきっかけに入る瞑想に入る

▲母を助けた山犬ではないが、安楽寺には大きな犬がいます。めちゃ吠えて甘えんぼうで元気です。

 

おまけ

興梠先生の海外フランス研修での的場先生の講義youtube最後46.00から金逸博士の肉声が聴けます。感動しました。